湿気対策で梅雨でもさわやか! 調湿建材5選
梅雨から夏に入るこれからの時期は、外だけでなくおうちの中も湿気でジメジメしていることが多く、気分まで憂鬱になりがちです。こんな時期でもすっきりさわやかに過ごせる家を作るには、調湿機能のある建材が欠かせません。また、調湿建材は、秋~冬に多い結露を減らすことで、防カビの面でも役立ちます。
調湿の特徴を持つ素材には、漆喰、珪藻土、炭などがあります。壁紙、左官素材、床材など使用用途は多彩です。使用したい場所やニーズに合わせて使い分けたいですね。
今回は、今すぐ提案したい、湿気対策のできる建材を紹介します。
西洋漆喰珪藻土【CORAL TEX】
▷高本コーポレーション
健康的で安定した西洋漆喰
調湿性、消臭性に優れた、古代珊瑚を主成分とする西洋漆喰です。ホルムアルデヒドを含まない樹脂成分の働きで、健康的ながら安定性の高い塗料となっています。消石灰を含まないので、pHが高くない、安全な内装仕上げ材です。
ペースト状で練り混ぜる必要がなく、すぐ施工できます。14色のカラー展開で調色性にも優れています。

商品紹介
調湿・抗菌・消臭効果見込める天然素材を利用した壁材「深呼吸」
▷笑緒一
自然素材の室内専用塗り壁材
100%自然素材の8種類の成分から開発された室内専用の塗り壁材。同商品に含まれる酸性白土と珪藻頁岩により、季節に合わせて室内の湿度を約40%~60%にコントロールする作用があります。他にも、除菌・抗菌・消臭・耐火・防汚・自浄・遠赤外線・省エネなどの効果を発揮。ペットや子ども、高齢者などの健康な暮らしを提供します。

商品紹介
焼杉 焼き浮造り(軒天)
▷佐々木馬一商店
日本古来の内装・外装材 焼杉
杉は柔らかいため足腰に優しく、空気の層を多く含むので断熱率や調湿効果も高い木材です。冬暖かく、夏涼しい生活空間をもたらします。
焼杉は、「杉材を焼いてから使うと長持ちする」として古くから使われてきた外装材。現在ではその味わいを生かし、内装に使われることも。同商品は無塗装で、杉材を焼いた後にワイヤーブラシにより磨き込み、凹凸を出す「浮造り」タイプ。落ち着いた色合いで自然の杢目の美しさを表現しています。

商品紹介
MSグリーンファイバー
▷マツナガ
古紙再利用 木質繊維の断熱材
木質繊維という天然の素材を古紙から再利用し、住宅断熱の材料として活用したセルローズファイバーを使った断熱工法。自然が生んだ木が材料だから木の呼吸=吸放湿性能を持ち、壁の中へ進入した水蒸気による内部結露の発生を防止して家の耐久性を保ちます。
古紙を綿状にリサイクルし、家の天井・壁・床に吹き込んでいくので、 熱を逃す隙間を作らず、確実な断熱効果を発揮。光熱費を抑制できます。

商品紹介
ささ和紙布カーテン 「ささ和紙」100%ドレープカーテン ナチュラルカラー6色
▷SASAWASHI
和紙100%カーテンで省エネも
和紙100%の「ささ和紙布」でできたカーテン。繊維の間に十分な隙間があるため、調湿性に優れ、室内を快適に保ちます。冬場の結露対策にも役立ちます。
繊維の間に含まれた空気が断熱性を発揮するので、省エネできます。また、窓ガラスを透過する紫外線を95%以上カット。部屋に必要な明りはやわらかく透過させます。
毛羽のない繊維だから、ほとんどほこりを発生させず、吸着もしにくいので、ほこりを避けたい施主におすすめです。

商品紹介