[快適手洗い]セカンド洗面のきほん2
どう便利なの? 教えます!「セカンド洗面のきほん」
<2.セカンド洗面でできること>
写真提供/LIXIL
水場が増えて便利!洗面室の混雑解消!新型コロナ対策にも!
洗面スペースは一家に1つあるのが一般的だが、複数あると便利。たとえば玄関にあれば、部屋に入る前に手洗いやうがいができる。玄関への設置は、新型コロナなどの感染症対策としても注目されている。ほかにも、家族が多い家庭では朝の洗面台の混雑が解消され、家事や生活の動線も良くなる。
実際にセカンド洗面を導入した人の満足度も高い。2014年にLIXILが行った調査では、セカンド洗面を設置した人の98%が満足しているという結果が出ている。また、現在設置していない人でも、設置のメリットについて説明を受けると、約7割の人が「設置を検討したい」と回答している。セカンド洗面の潜在ニーズは高いようだ。
ではそもそもセカンド洗面とは?目的や設置時の注意など、おさえておきたい10つのポイントとセカンド洗面にぴったりなコンパクト洗面台を3回に分けて紹介。今回はセカンド洗面がある場合の活用シーンをみていこう。
ポイント4.玄関で手洗い・うがいができる
玄関に設置すれば、外から帰って部屋に入る前に手洗いやうがいができる。汚れた手で室内のドアノブを触らずにすむので衛生的。新型コロナなどの感染症の予防にも有効だ。
写真提供/LIXIL
ポイント5.ドレッサー代わりに
メイクやフェイスケアを行うスペースとしても活用できる。洗顔はもちろん、パフを濡らしたり、指先を洗ったりと、こまめに水が使えて便利。椅子に座れば、ゆったりくつろぎながらできる。
ポイント6.トイレの手洗い用に
トイレが狭くて手洗い器を設置できない場合は、トイレの横などにセカンド洗面を設置することで、手洗いスペースを確保できる。
写真提供/LIXIL
ポイント7.お客様も気兼ねなく使える
散らかっている洗面室にお客様を通すのは抵抗がある、という人も多い。セカンド洗面はきれいな状態を保ちやすく、お客様も気兼ねなく使える。
<注目>コンパクト洗面台
パナソニック
アクアファニチャー スクエアスタイル
奥行350㎜×幅500㎜にすっきり納まる
スクエア型の洗面ボウルは人造大理石製。キャビネットは上段がオープン棚、下段は配管スペースだが収納が可能。
<奥行> | 350mm |
<幅> | 500mm~900mm(現場カット可) |
カウンタータイプ
キャビネットタイプ
水栓を横に配置して奥行を抑えたデザイン
ウッドワン
無垢の木の洗面台 ユニットタイプ
無垢ならではのあたたかみ
扉はパイン、ウォールナット、オーク、メープルの4種。両開き仕様。ボウルはホーロー製。タイルカウンターは4タイプから選べる。
<奥行> | 520mm |
<幅> | 600mm |
アサヒ衛陶
DUKE デューク
狭小スペースでもしっかり収納
コンパクトサイズながら、収納力のあるキャビネットを備える。人工大理石のスクエアシンクでスタイリッシュなデザイン。
<奥行> | 430mm |
<幅> | 500mm |

商品紹介
2020年8月号の記事を転載しています。
リフォマガに興味のある方はこちらのページを御覧ください。
https://www.reform-online.jp/rsm/